はてなブログからWordPressに移行したワケ

こんにちはWordpress

本日、はてなブログからGoogle Compute Engine上に構築したWordpressへ移行しました。主な構成は 前回の記事に書いたものと同じで、セキュリティ対策とかバックアップとか色々いじっています。気が向いたら後日詳しく書きます。

まだ、はてなダイアリー時代の記事から引き継いだキーワードリンクが残っていたり、コードのインデントががたがたな記事があったり、ogタグがついてなかったり、やらなければならないことがあります。

引っ越したとはいえダンボールが積み上がってるみたいな状況ですが、今日はなぜ引っ越したのかを書こうと思います。

なぜはてなブログから引っ越したのか

はてなブログは有料プランで約3ヶ月使ったことになります。はてなダイアリーは5年近く使ったので、ずいぶん早く引っ越してしまいました。

引っ越した理由は下記のとおりです。

月額費用

月額費用 1008円(2年コースなら月あたり600円)、サービスの質を考えれば決して高いとは思いません。僕もブログを書く事自体が目的だったら払い続けたと思います。しかし1000円あれば、VPSが借りられてしまいます。Webエンジニアとして、インフラの専門家でなかったとしても自分でサーバーの一つくらい運営できなかったら情けないので、今どき一個くらいはVPSかIaaSのインスタンスを持っておきたいです。そうすると、VPSとブログでダブルで月額費用がかかってしまうので、だったらより自由なサーバーの方に投資がした方が勉強になりそうだと思いました。

はてなブログを無料プランで使用しても良かったのですが、独自ドメインでブログをやるにはProにするしかありません。独自ドメインでやりたかったのは個人的な趣味です。

洗練されているゆえのつまらなさ

現在のはてなブログはレスポンスが早く、安定していて、優れたブログサービスです。必要なことは揃っていますし、設定も簡単です。でもこれは個人的な印象ですが、はてなダイアリーのようなギークっぽさもない垢抜けた印象を感じました。はてなブログははてな社の商業サービスとしての健全なサービスであり、大変よい路線だと思います。運営業者が利益をちゃんと得ることがサービスの品質向上にもつながりますし、安心してブログを書くことができます。

でもそれは、はてなが、僕らエンジニアのもの、守らなきゃいけない仲間と言うのでしょうか。昔はそんな雰囲気があったんですが、もうそんな感じはしなくなっていました。

エンジニアってへそ曲がりで、完全なものって面白く無いんです。「なんでまた、そんな流行るかどうかもわからない、得体のしれないものに群がるのか」それがエンジニアなのです。

なぜWordpressを選んだのか

空前の大Wordpress時代

翻ってみると、今、Wordpressが大変ブームになっています。エンジニアというより、Webデザイナーさんであったり、アメブロから卒業してきたブロガーさんだったりが、猫も杓子もワードプレスです。

レンタルサーバーを使うと格安で独自ドメインでブログができる、自由度があるしユーザーが多いというのが理由でしょう。ここぞとばかりに、Wordpress関連のセミナーなんかも多く開催されていますね。

一方、エンジニアからの視線は冷たい

  • MySQL/PHPに依存しているから遅い。負荷に耐えられない
  • セキュリティに不安がある
  • Markdown, Syntax Highlightなどのエンジニア必須のツールが標準搭載していない
  • そもそもLAMPとかレガシーアーキテクチャ

今Wordpressを良く言っているエンジニアを見たことがありません。いたらごめんなさい。

だけどそれがいいんです。
やった!いまワードプレスやったらモテモテじゃなくて、
多くのユーザがいる以上、そんなにひどいものではないはずですし、ググればテクニックや情報は山のようにあるでしょう。また、良くない部分はどのようにしたら手なずけられずのか研究のしがいがあります。

僕自身は業務でJava/PostgreSQLを使っていますので、PHP/MySQLを基本としたWordpressは未知の領域です。あえてレンタルサーバーではなく、自分でGoogleのIaaSであるCompute EngineにNginxとHHVMというちょっと未来的な構成で構築してみました。

きっと、今頃デザイナーさんたちが彼らの視点でWordpressを研究しているのでしょう。僕は僕の視点から研究してみたいと思います。

うまくいったら、デザイナーさんたちの技のおこぼれがすすれるかもしれない。そうしたら、常々、フロントからインフラまで手を広げたいと言っていた僕の目的にマッチするというわけです。

すこし運用してみて思ったこと

確かに、プラグインシステムはセキュリティ的に不安があると思いました。ソースコードも職人芸チックで大変読みづらいです。

「テーマ」が素のPHPファイルというのも驚きました。テーマ改ざんしたら、データ全部消去したり、スパムの踏み台に悪用されたりやりたい放題できそうです。念のため、ルート直下とwp-admin直下以外のPHPファイルへのブラウザからのアクセスはnginxの設定で塞ぎました。

自由なプラグインシステムであるゆえ、SQLインジェクションやXSSが皆無とはいえない面があります。初心者がレンタルサーバを使わず、自前でWordpressを構築・運用するのは正直オススメできないかもしれません。データ改ざんに対して安心し切ることはできないので、バックアップ計画やアクセス監視を真面目に考えようと思います。

一方、データ構造はわかりやすいと思いました。これは良いことです。データさえまともならば、つぶしが利きます。最悪、同じデータで独自ブログエンジン作ってもいいわけです。

なぜGoogle Compute Engineを選んだのか

個人でサーバを運用したいと思ったら、今一番手っ取り早いのは、さくらやGMOなどのVPSサービスでしょう。月980円でストレージも100GBくらい割り当てられますし、GUIでOSのインストールも出来ます。GCEはストレージが最小構成で10GBしかなくさくらVPSの1/10、メモリはさくらの半分(GMOの1/4!)、ドキュメントは英語が基本で日本語もあるけど情報が古かったりします。利用者もまだ少ないですね。

でも、あえて、Googleのクラウドを選んだのかは、(お試しクーポンを貰ったからというのもあったのですが)使ってみると、結構楽しいんです!スナップショット取ったり、そこからインスタンス立ち上げたりし放題なのは楽しいです。ディスクを複数のインスタンスにマウントできたり、なにやらLBが爆速らしいなど、先行のAWSにはない、魅力もあります。

今AWSに触れると機能が多すぎて、にわかユーザーの僕にはついていきづらいですが、Google Developer Consoleのシンプルな画面なら取っ付き易く感じます。AWSは周りのインフラエンジニアさんにとって「アタリマエ」の道具ですから、絶対彼らには勝てません。でも、Googleのクラウドだったら、AppEngineもあるしプログラマーの仲間がいっぱい居ます。

Google Compute Engineはこれからのサービスっぽさがあって、とてもワクワクします。

今後の予定

冒頭にも述べたとおり、はてなダイアリーから移行したついでに持ってきてしまった「キーワード」がうるさいですし、画像がはてなフォトライフを参照していたり、はてなブックマークコメントが引き継げなかったなど、色々解決しなければいけない状態です。

ここは、プログラマーたるもの、自前のところにデータとプログラムがあるので、どのようにも料理できますから、後々変換スクリプト書いたりクローラ作ったり、プラグイン作ったりしようと思います。


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